
写真メインで文字が少ない、英語の本を読みました。
「グラフィックノベル」と呼ばれているみたい。
読み心地はちゃんと、恋愛小説なのが不思議です。
タイトルは…
「レノア・ドゥーランとハロルド・モリスのコレクションより、本、ストリートファッションおよびジュエリーを含む重要な工芸品と個人所有物」
長〜〜いタイトルからわかるとおり、
架空のオークションカタログの体裁をとっていて、
中身は、出品物の無味乾燥な写真と、説明文が番号順に並んでいます。
中には手紙やスナップ写真などプライベートなものもあり。
順を追って見ていくうちに、二人のなれそめや
性格、趣味、仕事がわかっていく仕掛け。
なぜ思い出の品々を売り払うことになったのか、の
切ないなりゆきも。
レノアとハロルドは、ジョンとヨーコのような
有名人カップルでもなんでもありません。
フードライターと写真家です。
お洒落でアートな二人ではありますが、
一般人の持ち物で、そんな正式なオークションが成り立つか?
というツッコミは、まぁなしで…。

出会いはハロウィンパーティ。
ホラーな仮装に運命を感じます。

スクラブルのコマを封筒に入れて手紙に。
可愛いアイディア!

あちこちのレストランから塩コショウ入れをくすねた二人。
それは犯罪です(笑)
でも、ドラマが伝わってきませんか?

お洒落カルチャーのカタログにもなっていて、
二人が持っていた映画のDVDや本、ミックスCDは
なかなか参考になります。
著者はイラストレーター/アートディレクターの
リアンヌ・シャプトン。
なんともいえないとぼけた味のある本の装丁をする人です。
この本は2009年の2月にアメリカで出版されて、
たちまち映画化権の争奪戦になったそうです。
ナタリー・ポートマン&ブラッド・ピット主演が決まっているとか。
話題作になることは間違いありませんね!
変わったスタイルの本なので、どう脚色されるか楽しみです。



















