
中学校の美術の教科書で一番人気といえばシュルレアリスム絵画でしょう!
不思議だったり、とんちが利いていたり、見て楽しいですからね。
私も小中学生の頃不思議な絵が大好きでした。
お小遣いをはたいてマグリット、エッシャー、福田繁雄の画集を買ったものです。
夏休みの図工の課題は、福田さんのシンプルなグラフィックを真似た(つもりの)ポスター。
手抜きすぎて評価Dだったのを思い出します。

当社ブログにたびたび登場する国立新美術館にやって来ました。
お隣りに建つ別館をご存じでしょうか?
もとは旧陸軍の兵舎だそうですよ。
背面だけ本館とお揃いなので、あまり目立たないのは黒川さんの計算通り。
正面玄関には古めかしい石のスロープが残されています。

ちょうど開催されていた文化庁メディア芸術祭の盛況もあり、かなりの人出でした。
さて、会場で一番人気だったのはマグリットでも、ダリでもなくて。
日本ではほとんど無名のルーマニアの画家、ヴィクトル・ブローネル!
まあ見てみればわかります。
お調子者の中学男子がノートに描いた、ちょっとエッチな落書きとか
または、脈絡なく特産品をくっつけた地方のゆるキャラみたいなんです。
彼の絵の前では誰もが自然とプッと吹き出しちゃいます。
機械化する現代へのアンチテーゼとして生まれたシュルレアリスム。
提唱者アンドレ・ブルトンの死とともに運動は終わったとされます。
音声ガイドは最後にこんな感じで言ってました(うろおぼえ)
「シュルレアリスムは消えたのか?いや、あらゆるところにあるのだ」
確かにシュルレアリスム以降、美術の約束事は完全になくなってしまいました。
そういう意味ではすごいムーブメントだったのかも。
会場には哲学的な難しい引用が張り出されていましたが、
「頭で考えない」がテーマの芸術運動ですから。
あまりコ難しく考えず、気軽に楽しんでください!

ミッドタウンの浅野屋ベーカリーさんでイートイン。
小腹がすいた時におすすめです。



















